目隠ししたい!目隠し方法ごとの特徴
開放感があってスッキリした印象が素敵なオープン外構。
しかし、道路やお向かいの視線が気になる、カーテンを閉め切ったまま開けられない、ドアを開けるたびに玄関が丸見えに、といった悩みもよくご相談頂いております。
せっかくの休日をお庭でゆったり過ごそうと思っても、外から丸見えでは落ち着いて過ごせないですし、
心からリラックス出来るプライベートな空間を作るためにも、目隠しはとても重要な役割を持っています。
お庭を目隠しする手段は、目隠しフェンス、塀、生垣を使った目隠しなど豊富にありますので、方法ごとに特徴をご紹介します。
アルミ製フェンス
目隠し度を重視するなら、目隠しフェンス(アルミ製・樹脂製)がおすすめ。
目隠しフェンス(アルミ製・樹脂製)のメリットは、種類が豊富にあること、軽量でサビに強く耐久性が高いので管理が楽なところです。
特にルーバータイプのフェンスは、視線を完全にシャットアウト出来るうえに、風に強い設計で耐久性も高いので、目隠し度を優先する場合は一番おすすめです。
樹脂製フェンス
樹脂フェンスは木目調のものが多く、お庭にナチュラルで柔らかい印象を与えてくれます。
アルミを素材としたものは、軽量で耐久性に優れているため、コストパフォーマンスも良いです。
鋳物フェンス
デザイン性を重視するなら、「鋳物フェンス」や「角柱・角材」による目隠しがおすすめです。
鋳物フェンスは目隠し効果はそこまでないですが、デザインが豊富でオシャレなものが多く、個性ある外観づくりに最適です。
また、露骨な目隠しだと近隣の住民が気を悪くしないか心配だったりしますが、鋳物フェンスでさりげなく目隠しすれば、その心配も多少抑えられます。
欠点としては、他のフェンスに比べて費用がやや高めなところです。
フェンス以外の目隠し方法について
せっかくのマイホーム、ただフェンスを設置するのは味気ないと感じる方や、個性をもっと出したいという方も中にはいらっしゃいます。
当店では目隠しのご相談を頂きましたら、まずはもちろん目隠しフェンスの検討もしますが、お客様へしっかりヒアリングを行い、お客様の好みやお家との調和などによっては、フェンス以外の方法も可能な限り紹介させて頂いております。
角柱・角材
角柱・角材は、複数の角柱を自由な間隔で施工して目隠しフェンスのようにします。
並べ方や間隔の調整によって目隠し度を自由に調整出来るので、狭いスペースの目隠しでとても便利です。
また、弧を描くように並べてみたり、異なる高さの角柱を組み合わせたりと、デザイン面でも自由度が高いので、個性ある庭づくりにとても役立ちます。
生垣
ナチュラルな雰囲気を出したいときは、「生垣」や「樹脂フェンス」や「角柱・角材」などの木製素材による目隠しがオススメです。
生垣は、植える生垣の種類や本数によって、さりげなく目隠しするのか、しっかり目隠しするのかをある程度自由に決められる点もメリット。ただ、定期的な剪定が必要になりますので、他の目隠し方法よりも管理が大変な点は注意が必要です。
テラス屋根
ベランダやデッキの目隠しには、テラス屋根という選択もあります。
テラス屋根のメリットとしては、
・元々テラス屋根の設置を予定している場合は安上がりな点
・パネルを設置する段数や高さなどを自由に決められるので、目隠しする幅を目的に合わせて調整出来る点
・採光パネルを採用すれば、お庭の明るさを十分に保てる点
などです。
目隠しフェンスの注意点
目隠しフェンスの工事で注意しておきたいのが、近隣への配慮です。
近隣の住民は日光や風通しなどは、フェンスを施工する以前の環境を前提に生活していますので、何も相談せずにフェンスを施工して、日光や風を遮ってしまうとトラブルのもとになってしまいます。
トラブルを避けるためにも、可能であれば「こういったフェンスを設置しようと思っている」といった旨を事前に話しておいた方が良いでしょう。